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私は彼氏君の所へ駆け寄る。
大広間で昴さん達や渚が大の字になって転がっている。
Tシャツをパタパタと扇ぎ、
あちぃーと騒いでいた。
「渚!」
「あ、乙葉。何??」
にんまり笑って私の方にカラダを向けた。
「前から気になってたんだけど、林檎ジュース好きなの?」
「ん、ぁ―――…、水飼がする林檎ジュースって美味しいから。
売ってる林檎ジュースはあんまり好きじゃないね(笑)
水飼のする林檎ジュース美味いよ?飲んでみる??」
私はコクコクと頷いた。
彼氏君が美味しいと絶品するならば飲んでみたいじゃないか!
というか、水飼さんがおろしてジュースにしてたんだ。
手間かけてるんだなぁ‥なんて思っていると彼氏君は私に抱きついて来る。
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