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とある北の方にある島にその島にしては大きな未術大学があった
太陽が真上より少し傾いている午後二時ごろ
その大学のある一室の真ん中でで女の子が真白いキャンバスとにらめっこをしていた
その部屋には絵のモデルの人もいなければ彼女以外誰もいなかった
彼女の周りには机が一つとその上に無動作に置かれた絵の具の束だけだ
窓は全部あけられていて白いカーテンが気持ちよさそうに揺られている
「はぁ、何も思いつかないよ~」
彼女は持っていた鉛筆を机に置くと溜め息をつく
彼女の名前は「二条 絵美(にじょう えみ)」
身長は結構高めで163cmある
スタイルは中の中で普通
性格は簡単に言って頑固、いま本人が困るきっかけともなってる
そんな絵美をその部屋の扉から一人の少年が笑いながら見ていた
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