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「絵の調子はどうなんだ?」
「うるさいわよ!銀二!」
銀二と呼ばれた男の子はゆっくり絵美に近づくと真っ白いままのキャンバスをみて、絵美を馬鹿にしたようにみる
「提出は今週中だぜ」
「はいはい、わかってるわよ」
絵美は銀二の頭をなでる
絵美に頭をなでられている少年の名前は「坂神 銀二(さかがみ ぎんじ)」
「って、頭をなでるな~」
「しょうがないでしょ、小さいんだから」
銀二は絵美いわく過去類を見ないほど背が低かった
その身長は159cm
見た目も子供っぽくなんと髪は「名前に銀があるから」っという理由だけで銀髪にしていた
わかりやすくいうと、生意気そうなガキである
「うるせー!それより先生に風景画描くなんてなんていって大丈夫なのか?」
「大丈夫なわけないでしょ」
絵美はとうとう描けないことに対し開き直ってしまう
「だったらあんなこと言うなよ」
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