いつもの日常

4/8
前へ
/160ページ
次へ
「どうすんだよ!?起こしに来た意味0だろーが!?」 「早く起きないあんたが悪いのよ!?」 「しるかぁ!!」 拓海はその場で着替え始めた 「ち、ちょっと!?」 手で隠しても指の間からみてる遥 「気にすんな!裸の付き合いだってしただろ!?」 「何時の話よ!?」 「よし!終了!行くぜ!」 これが彼らの何時もの朝 彼らからすれば騒々しくも、楽しい朝だった 「じゃあまた~」 「ちゃんと迎えに来なさいよ?」 あれから一心不乱に走り続けたが結果はまぁ、間に合う訳がなく今までこってりしぼられていた 二人は別々の教室なので別れた そしてここからが拓海にとって憂鬱な時間である ゆったりとした歩幅で教室までいき、トビラを開ける 開けるとざわざわしていた教室は一瞬で静かになった。 「ッチ……」 舌打ちし、自分の机へといく。 そして机を一目みると溜息をついた。 机には 「学校くんな!」 「死ね!」 等の文字と中には大量のゴミ そして…… 「やぁどうしたんだね? 仙崎拓海君?」
/160ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2335人が本棚に入れています
本棚に追加