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「どうすんだよ!?起こしに来た意味0だろーが!?」
「早く起きないあんたが悪いのよ!?」
「しるかぁ!!」
拓海はその場で着替え始めた
「ち、ちょっと!?」
手で隠しても指の間からみてる遥
「気にすんな!裸の付き合いだってしただろ!?」
「何時の話よ!?」
「よし!終了!行くぜ!」
これが彼らの何時もの朝
彼らからすれば騒々しくも、楽しい朝だった
「じゃあまた~」
「ちゃんと迎えに来なさいよ?」
あれから一心不乱に走り続けたが結果はまぁ、間に合う訳がなく今までこってりしぼられていた
二人は別々の教室なので別れた
そしてここからが拓海にとって憂鬱な時間である
ゆったりとした歩幅で教室までいき、トビラを開ける
開けるとざわざわしていた教室は一瞬で静かになった。
「ッチ……」
舌打ちし、自分の机へといく。
そして机を一目みると溜息をついた。
机には
「学校くんな!」
「死ね!」
等の文字と中には大量のゴミ
そして……
「やぁどうしたんだね?
仙崎拓海君?」
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