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拓海にわざとらしく突っ掛かってくる男がいた
周りには何人か男子がいてニヤニヤしている
この男は大手、瀧澤企業の長男であり名前は瀧澤健志
続に言うお坊ちゃまで親の七光り野郎だ
「おやおやこんな所にゴミが!掃除しなければ……」
そう言って拓海の机を蹴飛ばした
周りの奴らは声をあげて笑っている
まぁそれは数人の男だけでほとんどの生徒は我関せず、といった感じだつた
「はぁー毎度毎度飽きないねーそんなに俺の事が好きならファンクラブでも創ったら?」
「っな!……君はいつもいつも僕を怒らせて……どうなるか分かってる?」
「なーんにもなってませーんーしかも既にキレてんじゃん。さらに毎日キレても俺に直接攻撃してあたらないのに……馬鹿なんですか?そうなんですか。」
「っくそ!!」
瀧澤は勢いよく殴りかかってきた
拓海はヒョイと上半身を動かしただけで攻撃を避ける
体制を整え、もう一度殴ろうとしたところで、授業開始のチャイムが鳴り先生が入って来た
「ほら早く席について」
気の弱そーな男の教師が言う
「ふん!命拾いしたな!」
「当たってないんですけど?」
瀧澤は関係の無い生徒の机を蹴り飛ばし、自分の席へと戻っていった
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