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拓海Side
はぁーめんどい……一々回りくどいんだよなーだいたい教師も教師だ。
虐められてるっつーのに相手が相手だから怒る事もできない
さらにこの間とか
「虐められてます」
って言ったら
「そのぐらい男だから虐めとはいわないよ?」
だって………教師やめろや!
まぁ家庭の事情とか言うんだろうけど、そんなんなら始めから教師にならなければいんだよ
「大丈夫か?」
話しかけて来たのはこのクラスで瀧澤に反抗できるのは俺とコイツしかいない。名前は木下雄一
「あぁ…お前を見なかったらな」
「ひどいぜ?!心配したんぜ?」
なんだかんだ言ってもコイツはいい奴だ。言ったら調子に乗るから言わないけど。
「だったら助けろよ……眠いんだよ……」
「馬鹿。片付けてたんだよ。でもなんだ?テンション低いと思ったらそう言う事か……」
「そういう事ーつまり今から睡眠時間だ消しゴムなどの投石?はたのむぜ?」
「任されましたー」
手だけの敬礼をし、ウインクをした。正直キモいけどありがたいな
とにかく、今は寝よう。疲れたぜ……
これすらも彼の日常だ
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