二人の秘め事

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「ひな…」 「な…ひゃ…」 雛子の視界が暗くなったかと思うと悠介がキスをしてきた。 触れるだけの優しい優しいキス。 雛子はそれを受け入れた。 「ゆう…すけ…」 「雛子…これからも一緒にいてくれる?」 「当たり前でしょ!!」 そう言って雛子は悠介に抱きついた。 いつの間にか悠介のなかのあの感情は消えていたのだった。
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