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「・・今日は一段と疲れたよおな気がするような~・・」
店の階段を降りる少女。
腰まで届く金髪に近い茶髪を揺らしながらブツブツ独り言を漏らしている。
『あっ店長お疲れ様ですっ』
若い黒服が2・3人整列して頭を下げる。
「ウス、今日もご苦労さん。よく寝たまえよ。寝る子はそだーつ👍じゃぁ。✋」
少女はニッコリと笑う。
その容姿からは掛け離れた話し方だ。
『はいっ』
全員、声が揃う。
と、すると小太りの中年が走って駆け寄る。
『店長すいません💦まだ車きてないんス』
「あーそー。イーヨ🍀べつに。今日は日本橋のマンションで休憩するからたまには歩くさ。店~多分後半には顔出すからキャッチの新人きちっと教育しといてちょ。じゃあ後片付けよろしく~なんかあったら電話して。以上。お疲れちゃん🎵」
『はいっ。了解しました。お疲れ様です。』
「たっこやきたべたいな~🎵・・」
大阪のミナミと呼ばれる中心部の都市、難波。
その中の歓楽街にある
「クラブギャルズ」には裏の店長がいる。
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