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『まじすか?こんなにもらっていんスか?』
『頑張る人にはご褒美をね!お疲れ~✋』
「あざッス!お疲れ様っす。」
話しが終わったと思いきや
『る~たん😌今帰り?ご飯いこ❗俺フケちゃうにょ~💓』
「るうはねぇ~真面目なボーたんがちゅきにゃにょ~🎵まったね」
『むぅ~ん・・がんばるぅ(^o^)/バイバーイ』
けだるかった景色ががらりと変わる。
(なんなん?)
百合はその輪を遠巻きに見ながら、その中心になってる存在を自然と目で探す。
!!!
百合に毛が逆立つ感覚が走った。猫のように。
視線の先には、真っ黒のダブルのパンツスーツを身に纏い薔薇のような存在感で笑ってる少女がいた。
雑誌片手に何度も見過ごしたいわゆるお水のお姉さんの綺麗さとか可愛さではなく・・
(な、なんやろぅ・・立っているだけやのにすごいオーラ・・芸能人?モデル?・・でも街の顔みたいやし、大阪のひとなんかなぁ。)
百合は目の前の光景をぼーっと眺めていた。
するとその少女が振り向いて百合の方を一瞬見た。
(!!っ目があったぁ。ガン見しすぎやん(?_?メ)あたしっ。)
慌てて雑誌に目を戻したものの、胸がドキドキ💓して止まらない。
(あ~もう何?この感じ。女の子と一瞬目が合っただけやのに・・わからんっ顔赤くなってんかなぁ・・あつぃ。)
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