<夏のしずく>

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   夏の雫 2008.3.6 薄闇揺れた 冷たい窓辺 淡く夜が明けるの あなたは居なくて 笑って泣いた 真直ぐな道 あの頃ならきっと 永遠に続いていた     愛しているなんて 言わないで欲しかった 想いはもう この海に こぼれて消えてゆくだけ・・・     不器用に折れた 黄色い花 私みたい それでもまだ咲きたいなら 捨てられない物もあったよね 愛してると言った 温もりひとカケラを 嘘の無い この手でそっと なぞって確かめる 涙 いつか誰かとまた 愛を誓うだろう でも心には 静かに ただ 在るだろう 変わらないままの部屋 愛しているなんて 言わないで欲しかった 想いはもう この海に こぼれて消えてゆく 声にならない言葉で さよならを叫んでるよ 恋は行ってしまったの 注ぐ雨の中へ・・・ 優しい風が 波間揺らした あなたの愛にありがとう もう夏が終わってゆくね -----------
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