プロローグ

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「それでマサキくん。今日はどこに行くの?」 ようやくカフェオレを持てるようになったらしく、カフェオレを手にとり口へ運んだ 「どこ行くの?ってお前が誘ったんだろ………」 呆れたように亮に言うとコーヒのブラックを飲み干した すっかり目はさめたようだ 「そうだっけ?まあいいや、んじゃゲーセン行こうぜ♪」 はいよっと言ったマサキは、亮にカフェオレを早く飲むように急かした もちろん熱さで早く飲むことは出来なかった 「それじゃ夜電話するから」 マサキは薫に向けて行ったが、亮が代わりに答えた 「FXしてわすれないようにね♪」 そんな亮に薫は冷やかに睨んだ。 マサキは亮の額にデコピンをしてやった 「イタッ!!軽い冗談だってば………」 額を押さえる亮に、マサキは言う 「いいから行くぞ!」 会計を亮に支払わせ店を出た 薫は“マサキ”を笑顔で見送った
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