プロローグ

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このせかいには ジュンだけじゃなくて いろいろなひとが くる。 とくに オジさまが くるときは みたことないひとが いっしょのことが おおい みたことないひとたちは わたしを みると めを おおきくしたり うしろにさがったり 「素晴らしい!」 って おおきなこえで さけんだり。 ここは おとが とてもひびくから そのこえは すごくおおきくなって わたしは いつも みみをふさいでいた。 オジさまは わたしが みみをかくすと そのてをどけるようにいうから わたしは おおきなこえに ちゅういしながら そっと てをみみから はなす。 そしたら オジさまは 「大きな音は厳禁と言ったはずだが?」 って そのひとを しかってくれる。 そのひとは こうふんしてるみたいで さっきほどじゃないけど おおきなこえで はやくちに なにか いっていたけど そのはなしは むずかしくて わたしは くびをかしげるしか できなかった。 わたしを しばらく みていると オジさまと そのひとは あくしゅをして なにか むずかしいことを いって わらいあっていた。 あくしゅは なかよしの あかしだって まえに ジュンがおしえてくれた。 わらうことは とてもよいことだって まえに ジュンが おしえてくれた。 オジさまたちは いま たのしい のかな? こんど ジュンに きいてみよう。  
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