肆。

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それこそパステルカラーが。 他の彩達が霞んで見える程に美しい。 だが。 誰ひとり、それを認めない。 認めようとしない。 否。 ひとりだけ、いた。 頼<ライ>という、赤の彩を持った人。 綺麗な深紅だった。
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