桃華

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買い物も済み、高級感溢れるフランス料理店で、ワインを飲みながら会話に華を咲かせていた。 「本当にありがとう。桃華すっごく嬉しい。今度は何買って貰おうかな~」 意地悪な目つきで鈴木を見ながら、テーブルの下では自分の足を鈴木の足に絡ませた。 「本当に桃華は小悪魔だな。男の扱い方を全て知ってるみたいだ。みんなこれに騙されるんだな。」 まんざらでも無いという顔をしながら鈴木は笑った。
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