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「思いきりいってこい!。」
坂木先生がいった。
「駿介が先鋒だから絶対勝ってきてよ。」
佳奈がたすきをつけながらいった。
「まかせとけって、多嘉山には初試合だからな。勝ってきてやるよ。」
五人が整列した。
「礼!」
審判は向こうのチームが二人。こっちは一人。不利な試合だが、負けるわけにはいかない。相手は赤、こっちは白だ。
試合は三分三本勝負
「お互い礼!」
「お願いします!。」
ワァァァァァ!!
向こうのチームの歓声はすごかった。
「ファイトー!オゥ!」
パチパチパチパチパチパチ!
拍手が鳴り響いた。
「いってくるぜ!鉄平。」
「おぅ。いってこい!駿介!」
「お願いします!。」
「はじめ!」
「ウリャー!」
パーン!
「!!」
「面あり!。」
赤に旗が三本上がった。
「うそだろ?これが浜野ヶ丘高校か・・。」
「鈴木君!落ち着いて、いつもどうりに!。」
「はい!桜田先輩!。」
「二本目!」
「オリャー!」
「セイヤー!」
くそう。すぐつばぜり合いにもちこんできやがる・・・
すると駿介はすかさずひき胴を放った。
「パチーン!!」
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