練習試合

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「パチーン!!」 かなりいい感じに決まったのだが、旗は白に一本しかあがらなかった。 「なんであれがあがらないんだ?」 俺がいった。 「しょうがないよ。これはフェアな試合じゃないから。でもきっと勝つよ。」 達也がいった。 二分経過。 すると、相手が面を打ってきた。 「ヤバい。このままじゃ、打たれる・・・・。」 駿介は出小手を放った! 「パクゥ!!」 「小手あり!。」 白に三本上がった。 ワァァァァァ! 「いいぞ。鈴木君!落ち着いていけばかてる!」 「はい!。」 浜A「所詮中学あがり、突きで決めてやるよ。」 浜野ヶ丘の選手がボソッとつぶやいた。 「勝負!」 「テイャーテイャー!」 「ガシャ!ガシャ!」 またつばぜりあい。 「うぜーよ。こいつ。もう時間くるってのに。」 「別れ!」 「はじめ!」 また浜野ヶ丘の選手がすかさず面を飛び込もうとしたそのとき。 「ウリャー!」 「ドスッ!」 浜野ヶ丘の選手が吹き飛んだ。 「つっ、突きあり!」 白に三本上がった。 「勝負あり!」 「かっ、勝った?」 佳奈がいった。 「みたいだな。」 俺がいった。
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