練習試合

2/12
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
練習試合当日 「なんか緊張するね。」 達也がいった。 「キャプテンしっかりしてくださいよ。」 駿介がいった。 「そうだったね。ごめんごめん。」 きがつけば浜野ヶ丘高校の目の前ついた。 「剣道場ってどこだろう。」 達也がいった。 「すいませーん。花風学園高校の者なんですが、剣道場ってどこですか。」 「あぁ~あんたらが花風学園の人らかい。ようきてくださった。私は浜野ヶ丘高校剣道部の顧問を受け持っている安達と申します。今日はよろしくお願いします。」 「どうも。坂木です。こちらこそよろしくお願いします。」 「こんな所ではなんですから剣道場へいきましょう。」 「はい。」 道場へと向かった。 「ウリャー。」 「シャアリャー!」 かなり気合いの入った声が聞こえてくる。 道場の空気ははりつめていた。 「こんちゃっ!!」 一人の挨拶と共に部員全体が挨拶してきた。 「こんちゃ!」 俺はすかさず返してしまった。 挨拶をすませるとすぐに練習を再開した。 「おい。ちょっと集合。」監督が呼んだ。 「今日はメニューBでいけ。」 メニューBはここの学校でかなりしんどいメニューだった。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!