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この中田だがゆくゆくはエースになる男だった。
そしてボクもゆくゆくはキャッチャーとしてチームをまとめる存在となっていく。
しかし、この中田－またぎのバッテリー。
自分たちの代の公式戦でバッテリーを組んだのは…たった１試合だけだった。
たった１試合…
チームが弱く、試合数がすくなかったわけではない。
２人とも補欠だったわけでもない。
２人ともチームの主軸になっていく。
その理由は…
今ここで話すのはまだ早いかもしれない。
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