凛と爆班

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凛は元爆発物処理班の隊員だった。 有馬さんには室管理班や外警班のほうをすすめられたが、凛は迷わず爆発物処理班を選んだ。 ―ただ一人の隊員のせいではないとはいいきれないが…。 まあ、平田みたいな後輩もできたし、次期爆発物処理班副班長とまでいわれていた(次期隊長候補にまでなったが)。凛の爆発物処理の腕はクロウとはるくらいだった。 班長である森繁や他の上層部にもとても可愛がられていた。 そう、委員会に訓練校の教官に飛ばされるまでは(飛ばされても可愛がられてはいたが)。
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