〓序章〓

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1話: 2年上の先輩から聞いた事だった。 あれは僕達が中学1年の時の話。 〓平成7年8月16日〓 惨殺事件が発生。 12歳から18歳の少年 14人が実行犯と考える。 その14人中12人が死亡、ほとんどの死因が… 凶器により撲殺、出血多量によるショック死であった。 廃ビルに居た少年二人を取り押さえ、事情徴収を行った。 少年二人(12歳と17歳) から事情を聞くと… 「先輩から楽しい遊びがあると言われ、僕らは便乗した。」 一体その遊びが何なのか聞くと、 「隠れんぼ。しかも特殊ルールありの。14人の内半分が鬼で後は隠れるの♪鬼は凶器を持って隠れてる子を殺すの」 「隠れる側は見つからないようにひたすら指定場所で逃げ続ける。 鬼は隠れてる子を殺す事。 逃げる側も攻撃できるけど武器は自分で見つけないといけない。 つまり最初は鬼以外空手になる訳。」 17歳の少年が口を開いた。 「一日交代で鬼が入れ変わる。このゲームは3回戦で最後まで生き残った 鬼と逃げ延びた子が勝ち。」 警察官「で、死体は?」 「ビルの中に12人転がってるよ。僕たちも後を追うけどね♪」 警察官に腹をみせる。 時限爆弾………!
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