101人が本棚に入れています
本棚に追加
「うん、うんうん。大丈夫大丈夫。こっちも準備万端だから。この日のためにどれだけたくさんのドレスを作ったことか。ああ、早く夜がこないかなぁ。うん、じゃあまた後でね」
みつは電話を切る。
「誰からかしら?」
金糸雀は電話の相手を尋ねる。
「ジュンジュンよ」
「今夜何かあるの?」
「ええ、とっておきのイベントがあるわよー」
「みっちゃんが昨日からずっと用意してるそのドレスも関係があるのかしら?」
クローゼットにかけてある大量のドール用ドレスを指差して聞く。
「あったりまえよー。これで今日のパーティに革命を起こすのよ!」
最初のコメントを投稿しよう!