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「とまあ、そんな感じでパーティをするのよ」
のりはパーティのことを説明した。
「いいわね。みんな来るのでしょう?」
「ええ、そうよ」
「水銀燈もくるぞー」
ジュンがからかうように言う。
「くっ。いいわ。今日は特別よ」
「しかし、楽しみだね」
いつの間にか、蒼星石と翠星石も話を聞いていたようだ。
「パーティなら翠星石がお菓子をたくさん作るですよ!」
「朝ごはんつくらなかったくせに」
「うるせーですチビ!」
「じゃあ翠星石ちゃんにもいろいろ手伝ってもらおうかしら」
「のりさん、僕にも手伝えることありますか?」
「そうねえ、じゃあ蒼星石ちゃんは――」
真紅はこのやりとりを幸せそうに見る。
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