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「そうだ、俺の家にこないか」
「は?」
随分と間抜けな声がでたものだ、そう自分でも思えるほど間抜けな、返事
「いや、あいつが喜ぶと思ってな」
そう言って、『彼』は私を置いて歩き出した。
「あ、待ってよ!!」
私は『彼』の後を追いかけた。
その後、一緒に『彼』の家に行った。
そこには、『彼』の双子の姉が居て、『彼』の帰りが遅いことに怒り、そして私が一緒に帰ったことに驚いていた。
その後、私は『彼』の姉の料理をご馳走になった。
なんでも、毎月この日は彼女が作ることになっていているらしい。
その料理はとても家族だけで食べきれる量ではく、その辺が『彼』が私を呼んだ理由らしい。
まぁ、『彼』が小食なのは前から知っていたし。
そんな大量な料理が並んだ晩御飯での席のテーブルに、『彼』が買った花束が置いてあった。
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