先生!!結婚してください!!

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時間にすれば多分5分も経っていなかったのかもしれない。 だけど、私にはとても長く感じられた。 「さあ、行きましょうか?」 佐伯は名残惜しそうに、私を包む腕をほどいた。 「……う、うん。」 かすれた小さな声で、私はうなずいた。 私がうなずくのを確認すると、佐伯はピアノの上に放置していた腕輪を取り、反対の手で私の腕を掴んだ。 私はもう一方の手を胸に当てた。 まだ、ドキドキしてる。
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