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『おい・・・。どうなってんだよ・・・。』
弱々しく呟いて密室の中央に座り込む。
―何なんだよ・・・。
本当に夢じゃないのか?
だとしたらここはどこなんだよ。
もしかして事故って死んだの?俺。
じゃここは天国?
いや地獄か・・・。
いろんな思いが頭をよぎる。
『ん?』
真は異変に気づく。
武史の家に行く時に着ていた服ではなく、丈夫な戦闘服に包まれていた。
どうやら今までは取り乱していて、服が変わっていた事に気がつかなかったようだ。
この戦闘服が何を表しているのだろう。
ポケットには2つに折られた厚い画用紙のような物が入っていた。
―何だこれ?
恐る恐る開いてみる。
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