彼女と出会い…彼女は天使になった…

1/10
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ

彼女と出会い…彼女は天使になった…

彼女と僕が出会ったあの日の事を今でも覚えてるよ。彼女と出会ったのは…大きな桜の木の下で…彼女が桜の木を見上げて涙を流していた事を…。僕は…その桜の木が大好きで…いつもどんな時もかならず見ていた…。彼女を見た時どうしたらいいかわからなかった。だけど…どうしても桜の木の下に行き桜が見たくて…そっと桜の木の下に行った…。彼女は僕の姿に気付かず…彼女はしゃがみ込み泣き続けていた…。僕は思わず…ハンカチを渡した。 彼女は涙を拭い…僕の顔を見上げた。ありがとうございますと呟いた…。 彼女はしゃがみ込んだまま…ハンカチで涙を拭いていた。 彼女は涙を拭いた後…立ち上がり僕に話しをし始めた。 「私はこの桜の木が大好きなんです。私はこの桜の木を見ると涙がでてしまうんです。何故かはわからないんですけど」と言った…。 彼女は僕に問い掛けた…「あなたはどうしてここに?」 僕は君に話した…「僕は…小さい頃からこの桜の木を見ているんです。この桜の木を見て育ったようなもんです。」そしたら彼女が桜の木を見て呟いた…「あなたと出会ったのは偶然なのかな?運命なのかな?」と笑い話した。僕も「そうですね」と笑い話した。それから君と遅くまで桜の木の下で話した。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!