2614人が本棚に入れています
本棚に追加
「グォォォォォォォォ」
低空を高速で飛行しながら、ハルトマン達は基地に侵入していき・・・。
「バシュー」
「バシュー」
両翼が擦れないように上下を微調整しながら飛んでいくと、小さな箱形の爆弾がセンサーの前を通過する度に射出されていった。
「緊急事態発生!」
「敵が襲来した、増援を求む!」
無線機を使って必死に助けを求めるが、その米兵の声が味方に届くことは無い。
通信施設は電源こそ生きているが、細工されて通信機能がダウンしていた。
通信が出来ないように細工したのは、基地に潜入した味方の工作員だ。
最初のコメントを投稿しよう!