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「ヴォォォォォォォォォ」
重低音のエンジン音が基地の中で反響し、巨大な機体が基地の中を進んでいき・・・。
「ピッ」
爆撃機がセンサーの前を通過すると、爆弾の時限装置が作動した。
「爆弾が基地に仕掛けられている!」
「急いで他のパイロットに連絡して、不時着するように伝えろ!」
機長が外に出ようとした矢先、兵士が機内に駆け込んできて言った。
機長はサーチライトの意味をようやく理解すると、他の機体と連絡をとった。
「基地に爆弾がある!」
「どこかに不時着しろ!」
機長は叫ぶように言い捨てると、停められていたトラックに乗り込んだ。
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