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何で俺が…?
何で俺が死ななくちゃなんだよ!?
交通事故ってなんだよ!!俺はバスケをやらなくちゃなのに!
しかも…どこだよここ!真っ暗で何も分かんないし…体は動かせないし…
クスクス…
…ん?
クスクス…?
わ、笑い声が…
「だっ…誰だよ!?」
裕一は叫んだ。
ネェ…君ハ寂シクナイノ?コレカラ1人で死後ノ世界ニ行クンダヨ?
若い女の声だ…裕一は怯えながら聞いた。
「寂しいって言ったら、どうしてくれるんだよ!?」
クスクス…
寂シイヨネ。ワカルヨ。デモ2人ナラ大丈夫。デショ?
…ん…どういうことだ?
誰カ連レテキナヨ…道連レニシチャイナヨ。
裕一は驚いたが、それ以上に好奇心が働いた。
殺せるのか…
裕一はスグに1人顔が浮かんだ。後輩のくせに、いつも反抗するムカツクあいつ。
そんな裕一を見てか、謎の女の声はまた笑った。
クスクス…
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