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「西河ぁぁぁあ!!!!」
ツーッツーッツーッツーッ…
くそぉ!!!
バァンと携帯を地面に叩きつける。
死ぬなよ…西河!!
2分程で西河の家に到着する。ドアの鍵は開いていた。
西河の部屋へと向かう。昔何度か来たことがあり、場所はわかっていた。
部屋の扉を押し開け、中にそのままの勢いで飛び込んだ。
「西河ぁ!!にしか…!?!?」
信じられなかった。
部屋の真ん中には肉の塊どころかミンチ状になった肉があった。
その左隣に骨が散乱し、右隣には頭が置いてある。
部屋中が真っ赤に染まっていた。
部屋の端には足首がピョンピョン跳び跳ねていた。
その足首は最後に肉片を踏み潰すと、フッと消えた。
残るは肉片と骨と西河の頭部だけだった…
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