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?「たっだいま~☆」
突然、土属性の魔力が強くなったかと思うと何もない空間から声とともに一人の女性が現われた
エルフ族の特徴である、背中に生えた半透明の羽根と尖った耳を持つ彼女は 畳に降り立つと同時に不思議そうな視線を俺たちに向けた
龍「紅砂と晶羅だ。んでこっちがユーリ」
龍の簡潔すぎる紹介の言葉が、俺たちの間を通り抜ける
ユーリ「そっか、二人ともが条件だったわね」
ユーリはふと思い出した様に声を発した
そして、笑顔になる
ユーリ「改めてよろしく、ユーリっていうの。見ての通りエルフ族よ」
紅砂「よろしく。俺が紅砂。こっちが弟の晶羅だ」
晶羅「……よろしく…」
晶羅の予想は正しかったらしい
エルフ族の女、ユーリは挨拶を済ますと、すとんとその場に座った
ユーリ「さて、さっさと本題に入っちゃうわね。深緑!」
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