海上の鱗粉

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とりあえず、俺たちは当初の予定通り港街へ向った後、西大陸へ渡る船に乗ることに成功した 四聖獣に縁のある人物を訪ねるってことで、大地と龍紀という人物を訪ねることになった ちなみに、玄武と青龍の前の宿主らしい 白夜「お、いたいた。紅砂、船上イベントで戦闘やってるらしいぜ。勝ったら賞金1万ゼニー。俺出るけど、お前どうする?」 晶羅と2人、ポケーと碧い海を眺めていたら頭上から白夜の声がした 船の二階から聞こえたであろう声に応えるべく上を見る 予想通り、蒼い空を背景に銀の髪を揺らす白夜がいた 紅砂「…行く。場所は?」 応えた俺に白夜はニヤリと笑うと手摺を越えて、一階の甲板に軽々と着地する 白夜「…っと、屋上。そっちの餓鬼は?」 晶羅「……餓鬼じゃない………猫が……」 バチンっと2人の間で火花が散る 紅砂「あ~、晶羅も参加するよな?とりあえず、上行くか…」 俺はバチバチしてる2人を引きずって階段へ向うことにした というか、喧嘩するくらいなら、どうして白夜は降りて来たんだ?
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