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「他に誰か挑戦する奴はいないか!?」
審判らしき男が叫ぶ声で俺達は我にかえった
だけど、相手が龍では対戦を迷ってしまう
そんな俺を余所に白夜が手を上げた
白夜「俺やる!!」
その白夜の姿を見て審判は一瞬顔をしかめる
「坊主、遊びじゃないぞ?」
白夜「大丈夫、俺強いから」
苦い顔をしている審判にニッコリと笑顔を浮かべた白夜は、龍のもとへスタスタ歩いて行く
龍「白夜か…」
白夜「よろしく龍兄」
無表情の龍に笑顔で白夜は挨拶を交わすと、何処からか取り出した槍をかまえた
その先端に付けられた飾りが風に揺れ、涼しい音を奏でる
「では、始め!!」
審判の声で二人は同時に動き出した
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