118人が本棚に入れています
本棚に追加
/202ページ
紅砂「へぇ………っ、?」
つまり、魔術使えない奴でも気功術使えば特殊な力が使えるってことか、
ということは、白夜は龍と一緒で魔術を使えない?
ユーリの話を聞いていたら突然、視界がぐらりと揺れた気がした
それと同時にふわりと甘い薫りが漂う
でも、それは一瞬で治まった
晶羅「………?……」
晶羅が不思議そうな目を向けて来る
紅砂「いや、何でもない」
晶羅に笑ってそう言ってやると俺達は観戦に戻った
ユーリは喉が渇いたらしく、飲み物を取ってくると言って再び何処かへ消えて行った
この時、俺達の側にいた女が持つ布袋から『あの』粉が出ていることに気付いていたら何かが変わっていたのかもしれない
.
最初のコメントを投稿しよう!