ただただ君を想う…

3/3
前へ
/8ページ
次へ
それわ数時間前の体育の授業のときだ… -回想- あたしはいつもどおり友達と喋りながらテキトウに授業を受けていた。 そこにキャーキャーとうるさい黄色い声の集団が来た。 いつものことに誰も気にもとめない。 が、 今日はなにかが違った。 その黄色い声の集団はあたしの方にゾロゾロと向かって来たのだ! 頭に?がいっぱいなままその集団を見ていたが、その集団はあたしの前で止まった。 『……なにか?』 「お嬢さん俺と付き合わへんか?」 …? …へ? …はっ?! 『はっ?!え?えっ!?』 「クックックッ…そんな慌てんでもええやないか」 いや、そんなこと言われても後ろにいる女子集団もポカーンって口あけたまま固まってんじゃん💧 『…で?』 「は?」 『で、あたしにどうしろと?』 「せやから、俺と付き合わへんか?」 『丁重にお断りします。』 「ちょ!あんた!忍足くんに告白…されといてなに断ってんのよ!」 「しかもなんであんたが告白されてんのよ!」 いや… そんなこと言われても…💧 「お嬢さん俺のなにが嫌なんや?」 『お嬢さんなんて呼ばないで。虫酸が走る。あたしにわちゃんとした名前があるの。とにかくあなたなんかと付き合った後は、あなたにも簡単に想像ぐらいつくでしょ?だからお断り。』 「クックックッ…威勢がええなぁ」 -回想終了- あたしの悪夢はそれからだった… 数時間前に起きたばかりなのに… なのにぃぃぃぃ! 既にイジメは始まっていた…
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

147人が本棚に入れています
本棚に追加