【蛞-ナメクジ-の章】

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  「おまえ、器用だな。よしそのまま持っていけ。」 剛は三太がした入れ方に感心したあと次の行動を指示した。 「えぇ~。やだよ~。」 三太は内心、絶対、従うはめになるとわかってたが些細な抵抗した。 「生意気なんだよ。言うこと聞けよ。急がないと間に合わなくなってバレちまうだろ!」 ビール缶を放って学校に行こうといっていた正夫がそう怒鳴った。 仕方なく三太はビニール袋を持ったまま学校に行った。
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