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約束を守っている彼女に感嘆の言葉を出した。あくびをしながら玄関のドアを開ける。
あふあっ。
「あ、来た来た。おっはよーウィル!」
制服を全て着こなし、ドアを開いた俺に元気よく挨拶をする彼女。
「おはよ……」
……朝からものすごい元気だなあ。朝飯食べくてもいいんじゃないか?
……ったく。
まあ……あんたのおかげで悪夢から逃れることが出来たけど。
「ちゃんと来たわよ!……あはは!バカみたいな顔して」
「……」
なんて感謝の気持ちは一瞬にして消えた。
母さんが死んだ。
首吊り自殺で死んだ。
何で若いのに死んでしまったのだろう。
原因は誰にも分からなかった
もちろん俺たち2人にも。
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