ピアノ
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『さ、才能なんてないですよ!このギターはたまたま足元にあったから…つい』 『それは、たまたまじゃないわよ。元々この部屋にはギターなんて置いてなかったわよ』 『え?どういう事ですか?』 『あなたの心がギターを出したのよ』 『僕の心が?そんな事って…』 再びミサは、直樹を見てニコリと微笑んだ。
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