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「お前は、俺のもんなんだから…。フラフラすんな。」 彼の声が少しだけ震えていた。 私は無言で頷いた。 普段、明るい彼の声が震えた。 好きな人が傷つくと言うのは…何よりも辛いと思った。 この人を失う以上に 辛い事などない。
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