2586人が本棚に入れています
本棚に追加
「あの、折角なんでご飯食べながらお話しませんか? 冷めちゃいますし……」
ナイス!助け船!綾菜ちゃん!
あたしは心の中で綾菜ちゃんにグーサインをした。
「そうだね、じゃあ食べようか!」
南がそういうと、みんなで一斉に「いただきます」をしてご飯を食べはじめた。
それからはもう女同士のお話大会。
最近あったおもしろい出来事から仕事の愚痴まで、話はつきることはなかった。
綾菜ちゃんも早紀も南もすっかり仲良くなったみたいだった。
綾菜ちゃんの料理もおいしかったし、早紀と南からプレゼントももらえたし、何より大好きな三人から誕生日を祝ってもらって最高の誕生日だったと思う。
……ただ、残念なことが一つだけある。
最初のコメントを投稿しよう!