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そしてさらに切ないことに次の日には綾菜ちゃんも午後から用事があるということだったので、早紀と南達と一緒に帰ってしまった。
一人部屋に残されたあたしは祭りの後のような淋しさに襲われた。
金曜、土曜と息をつくひまもなく次から次へと事が起こっていたのに、急にそれがなくなって妙な喪失感がある。
――でも、明日になればまた綾菜ちゃんに会える!
今週もいっぱい遊べるだろうし、少しの我慢だ。
そう思えば寂しい気持ちも安らいだし、なんだか元気が出てきた。
……だけどその後、あたしはそんなに人生はうまくいくもんじゃないと思わされることになった。
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