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「な、なんだなんだ!?」
庭ですげー爆発音。
俺は慌てて窓を開けた。
庭を見下ろすと人が倒れている。
「(…何だアイツは!?)」
俺は庭に出た。
「え…」
倒れていたのは銀髪で真紅のコートを身にまとい、背中に巨大な剣を背負った男。
「ダ…ダンテ!?」
紛れもなく、デビルメイクライの主人公ダンテである。
「うう~ん…」
ダンテが目を覚ました。
「あれ…ここは…」
「(アニメ版の声だ…)」
ダンテはキョロキョロと辺りを見回す。
「お、人がいたか。そこのオッさん」
「誰がオッさんじゃ!!こう見えても高二じゃヴォケ!!」
「悪りぃ悪りぃ。
ところでここはどこだ?」
「…ここは日本だけど」
「…日本?ひのまる?ジパング?…なんてこったい!!」
「ところでダンテ…。あんたどうやってここに来たんだ?」
「なんで俺の名前知ってるんだ?
まあいいか。俺もよくわからねえ。突然変な歪みに吸い込まれて…気付いたらここに」
マジかよ…。どうするよ…?
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