出会い

8/9
前へ
/135ページ
次へ
「ええか、坊主。俺に何か大事な用があるんなら、仕事終わるまでこの部屋で待っとけや」      男の子は俺の言うことにキョトンとしていた。      「ほらっ。部屋の鍵や。 腹減ったら冷蔵庫のもんとか勝手に食べや。それと念のため、これも渡しとくさかいに」      そう言って俺は、男の子にいくらか金を渡して部屋を出た。
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!

109人が本棚に入れています
本棚に追加