食べると 永遠に生きられるバラ

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私はその時 不思議とそのバラを さがす事はしなかった。 確かに 「死にたくない」 「死ぬのはこわい」 と言う気持ちはあった。 けれど その時私は 静かに 彼らの話に耳をかたむけていた。 そして あの不思議な声に 耳をかたむけていた。 本当に耳できいたかも 定かではないけれど…  
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