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月SIDE
ミーン、ミーン、ミーン
『あぢぃー...あぢぃーー!』
「...せっかく久しぶりに出てきたから蓮とデートしようと思ってたのに、色気ねぇ声しか聞こえてこねぇし..」
呆れたような声でぶつぶつと説教じみたことを言えばあからさまなため息をつく。
『うっせ、こんな暑い中外にでたら、溶るな..うん、間違いなく溶ける!お前は俺を殺す気か!』
「溶けねぇから..」
醜い争いを続けるのがめんどくさくなり、俺と蓮は扇風機の前でグダグダ..
流維も葵乙も、こんな暑い日にかわんなくてもいいのにな?
これは一種のいじめだろ?
『あぢぃー、あぢぃーよー..っ、葵乙ぉーかわれぇー!』
「ったく..、アイス持ってきてやるから、あちぃあちぃ、いうな。余計暑くなる」
『うっせぇバカっ!!、さっさと取り行け!』
食べるには食べるんだ
こんな可愛げのないことばっかりいう奴には、イケナイことしたくなるな
「蓮、起きろ」
『んにゃ..?』
こんな短時間によく寝れるよな
『おっ、あいすだ』
蓮は嬉しそうにアイス飛び付く
俺が持ってきたのは棒アイス
箱に数本はいってるやつね
「蓮、うまいか?」
『ん♪』
クスッ..
『..ッ、ふ..?!!』
蓮の手を引き、アイスを口からだすと、そのまま唇に舌を這わせる
『...ッに、すんだよ』
「ちょっと、涼しいことをしようかとね?」
『嫌な予感がする..』
蓮の手にある溶けかけたアイスを奪い、それを先ほどアイスと一緒にもってきた、氷のはいっているコップとはいってないコップの氷のない方にいれる
「まぁまぁ」
『まぁまぁじゃね...ッん』
再び蓮の唇を奪う
『んはァ...ッ、あつい..』
「今から涼しくしてやるから」
コップの中の氷を口に含み、そのまま蓮の突起を舐める
もともとパンツ一丁だった蓮は脱がせる手間がない
『ひ...ッ』
ぴちゃッと卑猥な音を立ててやれば、その音にさえ身震いする
『や...ッ』
「おっと、アイスを忘れてた」
蓮がいきなり暴れだしたので、パンツを一気にはぎとれば大人しくなる
『...卑怯もの!!』
恥ずかしいのか、なんかぷるぷるしてる
こりゃ楽しい
ぐるんっと蓮を四ん這いにし、蕾に舌を這わせる
蓮のものからは、先走りが徐々に溢れて
『やめッ...!ばかッ..ァ!』
「これからだぜ?」
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