序章

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この世には、一部の人が使える不思議な力が存在する。 ――魔法―― それは便利な力。 何もない所から火を出し、体を暖めることができる力。 また、体に負ってしまった傷を癒すことができる力。 そして……… ――俺が大嫌いな力―― 深くは言わないが、昔の『ある魔法関係の事件』で俺は魔法が嫌いになったんだ。 だから俺は魔法を使うことを極端に拒む。 火なんていうのはマッチさえあれば簡単に起こせる。傷なんていうのは時間が経てば治るものだ。
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