序章

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だから俺は魔法を教える学校――通称、魔法学園――ではなく、一般の公立の高校に来たわけだ。 俺はこうして魔法と関わらずに高校生活を楽しむ………… はずだったのに。 「……マジかよ…」 高校2年になった俺が高校の昇降口で見たもの。それは…… 『今年度より我が白城(ハクジョウ)学園は魔法科を導入し、魔法科生徒を迎える所存である』 そんなことが書かれた掲示板であった。 「…………はぁ…」 …どうやら俺は魔法とは縁が切れそうにはないらしい。
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