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あれは一週間前の夜
私が目を開けるとそこは知らない街
人が行き交う交差点の真ん中に立っていた私は辺りを見渡しました
なんか夢の中の世界ってたまにすごく鮮明なものがあるじゃないですか
今回のはもう夢と現実が区別つかないぐらい街の風景が綺麗でした
人一人同じ人間がおらず
私はそこで立ち尽くしてましたね
少し経つと一人の中年が向こうの歩道からゆらりゆらりと目を血走らせながら私を見て言った
「ジョーールノがキタァァァァァァゾォォォォ!!!!!!」
その男はそう叫ぶとばたりと倒れました
それまで顔色ひとつ変えず歩いていた人たちがその言葉を聞きいきなりキャーッとかいいながらどっかに隠れたり逃げ回ったりしてました
ジョルノって誰?
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