432人が本棚に入れています
本棚に追加
鳴「…本来なら、ね」
慧流ちゃんは明らかに校長に目をつけられている。
(スペシャルか…)
僕は慧流ちゃんに渡すバッジを眺めていた。
校長先生は3日ほど前に僕を呼び出した。
コンコン
校『どうぞ。』
鳴『失礼します。校長先生、何か用ですか?』
校『はい、輝彩慧流のことなんですが。』
鳴『なんでしょうか?』
校『彼女の星階級はスペシャルにします。それを他の先生方にも報告お願いします。』
鳴『…!?なぜ、輝彩さんがスペシャル何ですか?』
校『そんな怖い顔をしないでください。彼女の能力を見込んでのことですよ。』
校長先生の表情からは何も読み取れないが、何かを企んでいるのは明らかだった。
校『では、鳴海先生お願いしますね。』
鳴『…はい。』
そう言って僕は校長室を後にした。
校『残り少ない時間を楽しんでくださいね。2人とも。』
最初のコメントを投稿しよう!