準決勝の結果-2-

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************** 一方、狩山高校vs朱波高校の試合は早くに決着が着いていた。 やはり狩山高校の第1ダブルスは、榊・鈴川ペア。 対する朱波高校は外してくるかと思われたが、トップの宇田・金田ペアが第1ダブルスへ。 両校のトップダブルスがぶつかった。 結果は狩山高校の圧勝。 榊・鈴川ペアは前よりもレベルを上げていた。 他の高校を見ても、3年生ペアは少ない。 朱波も都和も2・3年で組んでいるペアがトップ。 西上のトップダブルスに関しては1年生ペアである。 そのため、狩山の2人はこの最後の試合に今までの全てを賭けた。 優勝をして、インターハイに行くために。 そして彼等は何より、千原・尾花ペアに勝ちたかった。 前の試合では、自分達が負けるかもしれないというゲームで、相手の突然の怪我。 結果、トーナメントのこまを進めたのは自分達であった。 けれども勝った気などしなかった。 王者でありながら、さらにレベルを上げた、狩山高校。 弱小チームから、新人2人を得て生まれ変わった、西上高校。 インターハイを賭けた決勝戦、2校が激突する。
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